“男心”と秋の空!?
「女心と秋の空」ということわざをよく耳にします。
秋は日本の上空を低気圧と高気圧が交互に通過するため、天気が変わり
やすいという特徴があります。このことわざはそんな秋の天気と女心をなぞ
らえたものです。
それでは、「“男心”と秋の空」ということわざはご存知でしょうか?
●“男心”は秋の空のように変わりやすかった!?
「男心と秋の空」ということわざは江戸時代に使われていました。
当時、既婚女性の浮気は重罪であったため、どちらかというと移り気なのは
男性だったそう。そのため、当時の和歌では、男心が移ろいやすいものとし
て詠まれ、人情本や歌舞伎の台詞にも「男心」のくだりがあります。
また、室町時代には「男心と秋の空は一夜にして七度変わる」といった台詞
が狂言で使われたこともあります。
●いつから「女心と秋の空」が広く使われるようになったの?
今では女心の方が一般的に使われていますが、実はこのことわざがきちん
と広辞苑に掲載されたのは1998年で、つい最近のことなのです。
日本では大正デモクラシーで女性の地位が向上し、女性も積極的に発言を
したり、自由に意思表示をすることができるようになりました。また、イギリス
では「A woman's mind and winter wind change often(女心と冬の風)」という
ことわざが昔から使われています。このことわざの影響や西洋文化の流入
があったことで、日本でも「女心と秋の空」が広く使われるようになっていった
ようです。
最後に、「女心と秋の空」を辞書で引いてみると、「愛情は秋の空模様のよう
に変わりやすいということ」とありました。
最近では「草食系男子」といった言葉も流行していますが、男性の皆さん、
大切な人はしっかりとつかまえておいてくださいね!!

秋は日本の上空を低気圧と高気圧が交互に通過するため、天気が変わり
やすいという特徴があります。このことわざはそんな秋の天気と女心をなぞ
らえたものです。
それでは、「“男心”と秋の空」ということわざはご存知でしょうか?
●“男心”は秋の空のように変わりやすかった!?
「男心と秋の空」ということわざは江戸時代に使われていました。
当時、既婚女性の浮気は重罪であったため、どちらかというと移り気なのは
男性だったそう。そのため、当時の和歌では、男心が移ろいやすいものとし
て詠まれ、人情本や歌舞伎の台詞にも「男心」のくだりがあります。
また、室町時代には「男心と秋の空は一夜にして七度変わる」といった台詞
が狂言で使われたこともあります。
●いつから「女心と秋の空」が広く使われるようになったの?
今では女心の方が一般的に使われていますが、実はこのことわざがきちん
と広辞苑に掲載されたのは1998年で、つい最近のことなのです。
日本では大正デモクラシーで女性の地位が向上し、女性も積極的に発言を
したり、自由に意思表示をすることができるようになりました。また、イギリス
では「A woman's mind and winter wind change often(女心と冬の風)」という
ことわざが昔から使われています。このことわざの影響や西洋文化の流入
があったことで、日本でも「女心と秋の空」が広く使われるようになっていった
ようです。
最後に、「女心と秋の空」を辞書で引いてみると、「愛情は秋の空模様のよう
に変わりやすいということ」とありました。
最近では「草食系男子」といった言葉も流行していますが、男性の皆さん、
大切な人はしっかりとつかまえておいてくださいね!!
